フィンランドの住みやすさは?移住した日本人の人数や住んでる所は?

フィンランドの特徴

フィンランドに移住や留学をしたいと考えている方は、フィンランドの住みやすさはどうなのかと気になるのではないでしょうか?

また、実際にフィンランドに移住した日本人は何人いるのか、どこに住んでいる人が多いのか、ということも気になるかもしれないですね。

日本からの移住先としてはあまり思い浮かばない国なので、住みやすいかどうかのイメージが無い方が多いと思います。

実際にフィンランドで暮らしている経験から、フィンランドの住みやすさはどうなのか、移住者は何人いて住んでいる所はどこなのかについてまとめましたので、興味がありましたら最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 

フィンランドの住みやすすさは?

私はフィンランドに移住して3年ほどたったのですが、結構住みやすいところだと感じています。

その理由はなぜなのかを考えてみました。

治安がいい

フィンランドは2024年の世界治安ランキングで第5位と、日本と同じように世界の中で安全な国として知られています。ですので、普段の生活で、犯罪に対して常に緊張しているといったことがないんです。

日本人は平和ボケと言われるほど、治安に対する意識が低くなりがちですが、フィンランドなら日本と同じような感覚で生活しても大丈夫なんです。

詳しくは、フィンランドの治安がいい理由は?移民の影響や治安悪化の原因も探る! をどうぞ!

電車やバスが時間通りに来る

海外では、交通機関が全然時間通りに来ないところもありますが、フィンランドではちゃんと時間通りに来るので安心です。日本と同じ感覚で外出できるので、生活に違和感を感じにくいんですね。

※フィンランドの交通機関に関しては、フィンランドの公共交通機関を紹介! をどうぞ

街が清潔

街に買い物に出かけたりした時に、ゴミやにおいで不快な思いをすることがないです。トイレはきれいに掃除されているし、ゴミはゴミ箱にちゃんと捨てられているようです。特にごみは、リサイクルの仕組みがしっかりしているので、その辺に捨てるよりはリサイクルに出した方がお金になるということも影響しているんだと思います。

水道水が飲める

日本のように水道水が飲める国って、10か国しか無いって知ってました?

フィンランドも水道水が飲める貴重な国の一つなんです。

これは有難いですね。日本の感覚で生活できるので、常に水を買っておくという意識をしなくても大丈夫なんです。特に冬は夜が長くて外出がおっくうになったりするので、水道水で暮らせるのはとっても助かっています。

フィンランド人は性格がシャイ

よく欧米人は自己主張が強くて、主張しないと負けてしまうとも言われるので、生活するのに意識していないとダメそうですよね。ですがフィンランド人は日本人以上にシャイなので、人見知りの日本人でも大丈夫かもしれません。フィンランド人は慣れれば話せるというところも、人見知りの日本人と共通な感じがします。

サウナ文化と温泉文化の共通点

フィンランドと言えばサウナですが、サウナには男女混合でも裸で入ったりするんですよ。日本でも銭湯や温泉では他人と一緒に裸でお風呂に入りますので、文化としては近いような気がします。

 

以上の共通点から、日本人はフィンランドの生活になじみやすいのではないかと思います。

もちろん人によりますし、気温が低いことや、白夜や極夜があるといった自然に違いがあるので、そこに慣れることが前提となりますが。

日本人会がある

フィンランドには、「日本人会」というのがあります。フィンランドに来て、周りに日本人がいなくて寂しくなったら入会してみるといいかもしれません。

私は入っていないので、実際の活動は分かりませんが、こういうものがあるとしっていると心強いのではないでしょうか。

フィンランドには日本人は何人いる?

フィンランドに3か月以上住んでいる日本人は、外務省の2023年の「海外在留邦人数調査統計」によると2257人いました。この数字は、留学などの期間限定で住んでいる方も含まれています。

フィンランド日本人会の情報では、約1,000人の日本人がフィンランド各地で生活しているとされていますので、こちらは移住者の人数ということになると思います。

1000人と言われてもどのくらいの人数なのかイメージしにくいと思いますが、だいたい満員電車の5~6両位だそうです。そういわれると、意外と少ないんだなあと思いますね。

 

日本人が住んでいるところは?

フィンランドに移住した日本人の多くは、首都であるヘルシンキに住んでいます。ヘルシンキは人口約63万人のコンパクトな都市で、都市の便利なところを持ちつつも自然が豊かな都市です。

また、ヘルシンキには日本食材店や様々なレストランがあるので、日本人にとって生活しやすい環境が整っています。

他の都市では、タンペレやトゥルクなどが挙げられますが、これらの都市に住む日本人の数はヘルシンキと比べて少ないと思われます。全体的に、フィンランドに住んでいる日本人の多くは、ヘルシンキを中心とした都市部に集中している傾向があります。

ちなみに、他の国からの移民もヘルシンキに住んでいる人が多いようです。

やはり慣れない土地では、生活に便利な都市部に住みたいという意識が働くようですね、

 

まとめ

日本人がフィンランドで暮らしやすいのかどうかですが、いくつかの日本との共通点があることから、比較的に暮らしやすいといえると思います。実際に私も、フィンランドは暮らしやすい国だと思っています。

フィンランドに移住している日本人は、2023年の調査では2257人でした。こちらは短期の留学生なども含まれているため、長期の移住者は、フィンランド日本人会によれば約1000人です。

移住者の多くは都市部のヘルシンキなどに住んでいます。

フィンランドに興味をもって読んで頂いた方に、少しでも参考にしていただければ幸いです。

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