フィンランド移住した時に必要な手続きは何?6つの事例を紹介!

留学・移住

海外移住後にどんな手続きが必要か、意外と知られていないことが多いですよね。

この記事では、私がフィンランドに移住した際に行った手続きについてご紹介します。手続きは大きく6つに分けられ、時期や状況によって内容が異なる場合もあります。特に、私の移住はコロナ禍の最中だったため、現在とは少し違う部分があるかもしれません。

また、私の場合は日本で結婚してフィンランドの在留許可を取得していましたが、現地で結婚を予定している場合は異なる手続きが必要になることもあります。これから移住を考えている方にとって、役立つ情報をお届けできれば幸いです。ぜひ参考にしてくださいね!

住民登録をする

フィンランドに来て最初にしないといけないこと、まず一つ目は住民登録をすることです。

日本 から出国する前に、完全に移住するときめていれば、「住民票を抜く・転出届を出す」ということになると思います。そして、日本からフィンランドに移住してきてからは、住民登録はフィンランド側ですることとなります。

これは私はオンラインではなくオフラインで行いました。まずはオンラインで予約をしました。行政機関である DBBというところのウェブサイトで、住んでいるところの事務所にアポイントメントの時間の予約を取りました。ほとんどの場所でアポイントメントを取る必要があるようです。いきなり行くのではなく、予約が必要かどうかを調べてから行くのをオススメ致します。DBBの他に必要だったものはパスポートです。パスポートと在留許可証はどこに行くにしても持っていきました。

手続き自体はすぐにできました。 書く項目で決まってないところがありどうすればいいかまだわからないところは、「空けておいたらいいよ」といった感じでしたので、割と適当な感じと思いました。担当の人によるかもしれませんが。

KELAカード(社会保障カード)を申請する

2つ目にしないといけないことはKELAカードという社会保障のカードを作ることです 。

これがないと病院に行った時など、無料にならないかもしれないです。また、社会保障を受けるにあたっては絶対にKELAカードが必要になってきます。例えば児童手当とかベイビーボックスなどもKELAから出ています。住宅の補償もKELAが関わっていると思います。失業手当もKELAが 絡んでるかもしれないので、社会保障の一般のことはほとんどKELAが関わっていると言ってもいいと言うぐらい必要なものになってきます。

カードは結構ペラペラなもので、特に顔写真もないです。KELAがベースで、例えばコロナウイルスのワクチンを打つ場合、コロナウィルスの陰性証明書をもらうときにKELAのカードがあるとちょっとだけディスカクントを受けられるな、ということもありますのでとても必要なカードになってきます。

KELAカードの申請は、銀行の口座を開いていれば全部をオンラインで行えます。私は銀行のカードを作る前にKELAカードを作ったので、オフラインの書面で行いました。KELAの事務所に行ってもいいのですが、コロナ過だったためできるだけ来ないでくださいという時期だったので、KELAカードとこれから紹介するTAXオフィスは、訪問はなしで行いました 。

TAXカードを作る

3つ目がTAXカードを作るということです。

フィンランドで就労か起業される方は、タックスカードというものが必要になります。

例えば駐在で来られた方でもタックスカートは必要になると思います。会社にTAXカードを見せるとか番号を教えるとか、そういうことが必要になってくると思います。

申請には収入が推定どれくらいあるかとか、そういったことを書くのですが、私は移住をしてからだいたい 2ヶ月後くらいに行いました。なぜならタックスカードの申請が結構ややこしくて面倒なんです。紙で申請するよりはオンラインの方が簡単そうだったので、まずは銀行の identification (身元確認)もできるようにするために、銀行口座を作ることから始めました。

銀行口座を作る

タックスカードを作るためにまず銀行の口座を作りたいなと思ったのですが、確か2020年が19年くらいからセキュリティの問題で厳しくなっています。留学生などが作る一時的な銀行口座であればパスポートだけあれば作れます。

ですが、移住をてずっと使っていく銀行口座に関してはHenkilokortti(ヘンキロコルッティ)という IDを作ってから銀行の口座を申請することになります 。このIDが無くても銀行に行って口座は作れるんですが、oline の identification を使うためにはHenkilokorttiっていうというものが必要になるので、そのIDを作ってまた銀行に戻って手続きしました。

私は銀行口座の開設は パスポートと在留許可証と「利用するのはどれくらい使いたい?1日に引き出すのはどれくらい使い?」といったことを聞かれます。これはどうせ後から設定を変えられるんですが、そういう感じで対面でやっていただきました。一つの銀行で2つとか3つとか口座作れる ようになるので貯金用アカウントと普段使いのアカウント2つを作りました 。

IDカード(ヘンキロコルッティ)を作る

IDカード(Henkilokortti)を作る必要があるのですが、これが結構面倒くさくて、証明写真を撮ってから警察署に行かないといけないんですよね。警察署に行って、その写真のデータのを提出して、パスポート・在留許可証を見せて、サインしてみたいな感じで申請します。IDができるのは約1週間後となりますので、また取りに行くきます。警察のセキュリティはコートやブーツ脱いだり、なんかいろいろしなければならなくて大変でしたが、必要だったため2回行きました。

2回警察に行って、Henkilokorttiをもらって、やっと銀行のオンラインのidentification ができるようにしてもらえました。これで晴れてオンラインですべてができるようになったということです。

もしかすると銀行によっては違うかも知れません。私が最初に作った銀行口座はNordeaというまあまあ有名な銀行ですが、ほとんどの銀行が多分今はね結構厳しくなってるので、そのIDカードか運転免許証がないとすぐオンライン のidentification 取れないと思うのですが、その辺は銀行の人に聞いてみてください。

HenkilokorttiというIDカードのほかにも、運転勉強証も同じような強力な身分証明書 になりますので、もしフィンランドの運転免許証を持っているのであれば、Henkilokorttiがなくても銀行口座を作ることができるはずです。

運転免許証をフィンランドで使えるものに交換する

日本で運転免許証を持っていれば、手続きをすればフィンランドでも運転できるようになります。

ところが、フィンランドの運転免許証に交換するために、私は4か月待っています。時間がかかるんですよね。だから私は銀行口座を作るために3ヶ月も待てないと思って、とりあえずHenkilokorttiを取ることにしました。面倒くさいですけどね。

運転免許の手続きについては、HenkilokorttiというIDカードがあれば割と簡単にねスムーズに進んでいきます。 Henkilokortti⇒銀行口座⇒運転免許交換っていう流れが割とねお勧めの方法かなと 思います。

運転免許証申請に関しては日本の運転免許の英語・フィンランド語・スウェーデン語への翻訳が必要で、これは自分でできないので翻訳者さんに頼まないといけません。医師の診断書と写真が必要になります。写真は私の場合はHenkilokorttiにある写真が運転免許でそのまま使われるようということで、写真は特に入りませんでした。運転免許の管轄のところ、AjoVarma(アヨヴァルマ)というところに電話かメールで聞いてみてください。ヘルシンキの方に住まれている方は大使館も近いので、大使館で安く翻訳ができるはずだと思いますのでよかった調べてみてください。

ちなみに私は、個人のもともとお世話になっていた翻訳者さんの人に頼んで、100ユーロで郵送までやっていただきました。医師の診断書はパブリック のヘルス系センターで行ってもらうこともできるんですけど、コロナ過だったのでとても混んでいて全然予約できなかったため、金額は倍ですが私立の病院で医師の診断書をお願いしました。やったことは視力検査や 聴診器で心臓の音を聞くといった内容です。なのですごく簡単終わり ましたけど、診断書が120ユーロくらいで翻訳が100ユーロ、免許の切り替えの申請料が37ユーロかかりました。ヘルシンキで住んでいれば、もしかするともう少し安くできたと思うんですが、まあしょうがないです。運転免許の申請ができたので、ペラペラの紙の仮免許みたいなものを交付され、一応フィンランドで運転はできるようになったりました。本当の運転免許証が届くまでは3か月から4か月かかりました。

逆に日本で運転するときは国際免許取らないといけなくなりました。

注意:日本の運転免許証をフィンランドのに交換するためには、移住から2年以内に申請する必要があります。そうでないと、またフィンランドで教習所に通ったり試験を受けたりする必要が出てきます。お気をつけて!

まとめ

以上、移住後に必要な手続きについて、私の経験を元に書いてみました。

最初に来た時は結構面倒な手続きがありますが、一度銀行のオンライン identification ができれば、後は楽になります。全部オンラインでできるようになるので、私はこの後別の銀行口座を作ったのですが、ともとの銀行口座で identification ができている状態なのでスムーズにできました。なのでそれがね多分一番大きい壁かなと思います。

住む場所にもよると思います。田舎だと移動も大変だったりいろいろ不便なのですが、都市であればパブリックのトランスポーテーションもたくさん使えると思いますし、もっと早くに終われると思います。

フィンランドに移住しようと考えている方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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