フィンランドでやってはいけないこととは?実体験から10選を紹介!

フィンランドの生活

フィンランドでの生活を通じて気づいた「やってはいけないこと」についてご紹介します。

日本とフィンランドでは文化や習慣が異なるため、知らずにうっかりやってしまいがちな行動が意外とあります。場合によっては、フィンランドの方に不快な思いをさせたり、思わぬトラブルに発展したりすることも。

この記事では、私が感じた「フィンランドで避けるべき行動」をまとめてみました。これから移住や留学を考えている方だけでなく、旅行で訪れる予定の方にも参考になる内容です。フィンランドでの滞在を快適に楽しむためのヒントとして、ぜひチェックしてみてください!

初対面からプライベートなことを聞かない

フィンランドでは、初対面の時からプライベートな事、「彼女いるの」とか「結婚しているの」といったは聞かない方がいいです。タブーというわけではないですが、かなり嫌がられるみたいです。実際、一緒に仕事をする仲間でもあまりそういう話はしないです。

ある程度仲良くなってくれば、「週末なにするの?」と聞いて「奥さんとレストランに行くんだ」と言ってくれれば、自然な流れで「子供も一緒にいくの?」と聞いてもいいと思いますが。

人との距離を開ける

フィンランド人はシャイで他人との距離があります。

メンタル面だけでなく、実際の位置関係でもそうで、列に並ぶときなども基本1mは間隔をあけるんです。

空いてると思って、間違っても距離を詰めて並んだりしないようにしましょう。

ちなみに電車やバスのシートでも隣に座られるのは嫌なようですので、空いている場合は離れた席に座るようにしましょう。

変な人とは目を合わせない

変な人はどこにでもいるもので、フィンランドでは多くはないですがヘルシンキのスラム街みたいなところに行くと酔っ払いやなにか薬をやっているような人が道端に座り込んでいたりします。そんな人とは絶対目を合わせないようにしましょう。

まあこれはフィンランドに限ったことではないと思いますが、そんな変な人は目が合うと絡んできたり因縁をつけてくることもありますので。

ただでさえ言葉に苦労している中で、変な人は呂律が回らず何を言っているのかわからないことが多く、下手なことを言ったり下手にうなづいてしまうとトラブルに巻き込まれてしまうこともありうるので、気を付けましょう。

交通機関のただ乗りは絶対しない

フィンランドでは交通機関のチェックが緩いです。トラムという路面電車や地下鉄では、改札などは無く何もチェックされないんです。定期券を持っていれば、携帯しているだけで乗れてしまいます。乗車券を買う場合は、決まった範囲内であれば同じ切符で乗り放題なので1枚買えばどれでも乗れます。旅行の場合、1日券などを買えば1日中決まった範囲内の乗り物はどれでも乗れてしまいます。

なのでやろうと思えばただ乗りできてしまいますが、見つかってしまうと罰金が80ユーロ(約1万円)位取られるので、ケチな事を考えずにちゃんと乗車券を買いましょう。

男女平等の考えが進んでいる

フィンランドでは男女は平等という意識が進んでいますので、「男だから・・・、女だから・・・」などの言葉は言わないようにしましょう。そういう言い方をすると「???」と思われることがありますので。

日本だと無意識に悪気無くいってしまうことがあると思いますので、そこは意識した方がいいですよ。

サウナでのマナー

サウナでのマナーみたいなものもあります。

熱い石に水を掛けるローリューの場合、水を掛けた本人はその熱気が落ち着くまでは出てはいけないようです。怒られるわけでは無いですが、暗黙のマナーみたいなのがあるようです。

なので、面白がって水を掛けて蒸気を出して、すぐにサウナから出るという行為はしないようにしましょう。

国のためにとは言わない

今時日本でも「日本のために・・・」という人はほとんどいないとは思いますが、フィンランドでは絶対に言わないようにしましょう。

フィンランドに移住した場合、すぐに失業保険などの保証を受けられるので、ついつい「フィンランドにおかえしできるよう・・・」と言ってしまいたくなるかもしれないですが、これは愛国心が強すぎて胡散臭いと思われるので絶対だめです。

タバコは屋内では吸わない

フィンランドでは公共の建物の中は禁煙になっています。

レストランなども禁煙なので、間違っても吸わないようにしましょう。

逆に外なら吸ってもいいので、歩きたばこなどしている人も結構見かけます。

ただ、トラブルに巻き込まれないよう、喫煙所などを利用するようにしましよう。

スウェーデンと比べない

日本人からするとフィンランドとスウェーデンは隣の国なのでいろいろ比べたりしたくなると思うのですが、絶対にフィンランド人の前でスウェーデンと比べてはいけません。

なぜなら、フィンランドは昔長い間スウェーデンの支配下となっていたので、スウェーデンをライバル視しているそうなんです。

隣国でライバル関係の国って、確かに結構ありますよね。

なので、絶対にフィンランド人の前ではスウェーデンと比べてはだめなんです。

麺をすすらない

日本人にとって普通の行為の麺をすするというのは、フィンランドではあまりいい印象を持たれないようです。

ラーメン屋さんもあったりするので、ついつい嬉しくなって豪快に麺をすすりたくなるかもしれないですが、そこは我慢しましょう。

そもそも麺をすするというのは日本人特有の食べ方だという説があります。すすると音が出てしまうため、すする文化のない人には不快に感じるとこがあるようです。

なんにしても、美味しく食べる場面で苦情を言われて不快な思いはしたくないので、麺を啜るのは我慢しましょう。

まとめ

フィンランドでやってはいけないこと10選をまとめてみました。

いかがでしたか?知らないこともあったでしょうか?中にはクスっと笑ってしまうようなこともありますね。また、「ただ乗りしない」などは当たり前ですがやる気になればやれてしまうということなので、普通にダメな事はやらないように。

異国で快適に過ごすためには、その国のことをよく知り尊重するということが大切だと思います。

フィンランドに移住して3年の私が感じたり調べたりしたことですので、他にもまだあるかもしれないですが、参考にしていただければ嬉しいです。

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