北欧の国の一つであるフィンランドは美しい自然が魅力の国で、移住したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際にフィンランドに移住した私が、自分の経験や調べたことなどからフィンランドに移住する方法についてお伝えしようと思います。
移住するためにはビザが必要となってきますが、そのビザを取得する方法はいくつかあるんです。
フィンランドに移住するための北欧の美しい自然が広がるフィンランド。移住先として憧れを抱く方も多いのではないでしょうか?
実は私自身、フィンランドに移住した経験があり、その過程で得た知識や体験を通じて、移住に必要な手続きや準備について詳しく知ることができました。
特に、移住に欠かせないビザの取得方法については、多くの方が疑問を抱くポイントですよね。実際に取得する方法にはいくつかの選択肢があります。
この記事では、フィンランド移住を目指す方のために、ビザ取得に関する情報を中心に、私の経験を交えてお伝えしていきます。興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。
フィンランドに移住するために必要なビザ
フィンランドに移住するためにはビザが必要となっています。
ここでいうビザとは『Residentaial permit 滞在許可』のこととなります。
実際どういうビザがあるのか、よくわからないのではないでしょうか。
私自身が移住する際にいろいろ調べたりしましたので、いくつか方法があることがわかりました。
取得できるビザの種類は主に以下の4つになるかと思います。
- 配偶者ビザ
- パートナービザ
- 学生ビザ
- 起業ビザ
それぞれ条件などが違いますので、ご自身の状況に合わせて、どのビザが取得可能か調べてみるといいと思います。
配偶者ビザ
配偶者ビザで移住している人が一番多いと思います。
名前の通り、フィンランドの国籍を持っている人の配偶者が取得できるビザです。
私もこのビザを取得してフィンランドに移住しました。
配偶者ビザでフィンランドに住む場合、フィンランド人と同等の権利を持つことができるんです。
ほとんどの場合、移住してきた時は日本の仕事を辞めて失業状態となっていると思います。
配偶者ビザがあれば、移住後まだ税金を納めていない状態でも失業手当がもらえます。
失業手当は月600ユーロ位=だいたい10万円位。
さらに、フィンランドで働くための語学学校に通うこともできるんです。語学学校のプログラムはかなりみっちり勉強する内容になっていて、終了後に仕事につくためのインターンシップも含まれているそうです。
なかなか手厚い待遇ですよね。
配偶者ビザの更新は 1年⇒4年⇒永住権 となります。
パートナービザ
パートナービザもあります。結婚していなくてもこのビザはもらえるのですが、同棲しているという証明が必要となるそうです。さらにほんとにパートナーであることを証明するための審査が大変なこと、フィンランドに2年住んでないといけない、ということがあるそうです。
権利は配偶者ビザほどではなく、経済力・銀行残高とか証明しないといけないようです。
学生ビザ
留学するときは学生ビザとなります。
留学の方法は大きく分けて4つあります。
- 交換留学
- 正規留学
- visitor student
- オペア留学
ではそれぞれどういう留学なのかをみていきましょう。
交換留学
交換留学が一番主流かと思います。
交換留学するためには条件があります。
- 自分が日本の大学に在籍していること
- 在籍している大学がフィンランドのどこかの大学と提携を結んでいて学生を派遣することができるということ
大学が提携しているのなら、これが一番簡単な方法です。
ただこれも学内専攻を突破した人だけがもらえる資格になっています。
私がいっていた大学ではtoeflというテストを受けてスコアを提出してから二次面接があって、突破出来たらフィンランドに行けるとなっていました。
競争率が高いかもしれないし、選考でスコアが大事かもしれないし、そのへ辺は自分が通っている大学の情報をチェックしてください。
正規留学
正規留学は2番目に主流と思われます。
大学を卒業してから修士課程でフィンランドに留学というパターンが多いですが、学士課程でも正規留学はできると思います。フィンランドの学習スタイルがあっているのであれば、大学の進路を決める時にフィンランドを候補に入れるのもありかなと思います。
いずれにせよフィンランドの大学に通うことになるので、入学試験とか何か資格が必要かもしれないしTOEFLとかIELTSのスコアが必要かもしれないので、その辺はご自身で大学のホームページを確認してみてください。
留学するにはたくさんのリサーチの時間が必要で、これも一つの勉強になり知識もつきますので達成感があります。私はもう二度とやりたくないけれど。
フィンランド移住の一つのステップだと思って、リサーチしていただけたらと思います。
visitor student(free mover)
通っている大学に交換留学という制度がない場合や選考に漏れてしまった場合
visitor student(free mover)という枠組みを利用するという方法があります。
一旦日本の大学はお休みするなりして、フィンランドの大学に半年や1年の期間限定で留学をすることができます。
これは交換留学みたいな感じですが、手続きは自分でやることになります。
大学のホームページにやり方が書いてあると思いますので、探してみてください。
オペア留学
在籍校経由で交換留学できない場合、オペア留学という方法もあります。
15歳以上30歳未満であればフィンランド人の家庭にベビーシッターとかお子さんの面倒を見る係として入って、フィンランド人の家庭に入りながらシッターをするという感じになります。
その1年間の間にフィンランド語を学んだり現地で友達を作ったり小学校を見にいったり、そういうことをできるチャンスがあります。フィンランド人の家庭に入ることになるので、格段にフィンランド語のスキルは上がると思います。
もし日本の大学に籍を置きつつフィンランドにきたいなら、これかなと思います。
フィンランドで学位を取得した人のビザ
正規留学で大学の学士課程・修士課程・博士号などを取得した方限定で、フィンランドで1年間職探しのビザがもらえるそうです。
起業ビザ
フィンランドで起業する人のビザです。
事業計画の審査があり、しっかりとした事業計画でないと審査が下りないかもしれないです。
まとめ
フィンランドに移住する方法として、ビザを取得するためにどういうビザがあるのかをお伝えしました。
これらは私が調べて時(約3年前)の情報を元に書いていますので、現在の情報はしっかり℃地震で調べてみてください。おそらく大きくは変わっていないと思いますが。
フィンランドへの移住を考えている方に、参考にしていただければ幸いです。
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